

ロシア語学習者「ロシア語を勉強するのにおすすめな参考書を知りたいな。ロシア語を勉強したいんだけど、参考書の種類も少ないし。ロシア語勉強している人たちは、難しいロシア語をどんな教材で学んでいるんだろう。」
このような疑問に答えます。
✅本記事の内容
この記事を書いている私は、ロシアに語学留学をし、10か月間ロシアで暮らしていました。
この記事も現在ロシアで書いています。
半年くらいでロシア語での日常生活に困らなくなりました。(ロシア語を理解し、言いたいことを言えるようになった)
実はこれから紹介する参考書は、たったの2冊だけなんです。
この記事を書くにあたり、他の関連記事を読んだりしたのですが、「おすすめ参考書5選」や「10選」など、さすがに2冊だけを
おススメしている記事はなかなかないですよね。
ですが、何冊もおすすめされると「結局どれを買えばいいんだろう…。」と分からなくなる方が私以外にもいるのではないかと思い、超・超厳選してロシア語の参考書を紹介します。
ロシア語初心者さんにおススメの参考書

ロシア語を勉強しようと決めたものの、ロシア語の知識はゼロでした。まあ、誰だって新しい言語学習をスタートする時は知識なんてないですよね。それをこれから学ぶのですから。
はじめ、ロシア語ってどんな感じなのかなと思い、「ロシア語勉強」などのタイトルで検索してみました。そうしたら、「ロシア語は難しい」「発音が特徴的」などなど、とにかく難しい言語なんだと少し怯えていました。
ですが、まずは少しでも楽しくロシア語に慣れるために、どの参考書が見やすくて、分かりやすそうなのかを読み漁ってみました。
その結果、とても悩みましたが、この一冊に決めました。
✔はじめてのロシア語 基礎からレッスン
私がこの参考書をおススメする理由は3つ。
イラスト付きでフルカラーなので楽しく学習ができる。そして、堅苦しくないので、ロシア語に早く慣れることができます。私もこの本でロシア語に慣れました。
最初から堅苦しそうな参考書で勉強しようと思っても、白黒の文字ばかりだと、途中からつまらなくなって飽きてきますよね。
私もそういうタイプなので、この参考書はとても嬉しかったです。
そして、ロシア語の難点。それは、キリル文字、発音だと思います。
この参考書には、全ページカタカナで読み方が書いてあります。かつ、CDも付いているので、CDを聞きながら学習することができます。単語も結構載っています。
この参考書は4課で構成されていて、1課と3課で基本的な文法をかなり学ぶことができます。
学んだ文法を使った会話文もあるので、文字だけの参考書で学習するよりもイラスト付きで頭にスッと入りやすいと思います。
2課と4課はロシア旅行で「これでもか!」と思うくらい実用的で役に立つフレーズ集です。
空港や、ホテル、買い物など様々な場所で使えると思います。
この参考書には練習問題がないので、もっと深く勉強したい方は、まずロシア語に慣れ、ある程度理解したら、他の参考書に移ることをおすすめします。
「これからロシア語を勉強してみようかな…」と思っている方におススメな一冊です。
ロシア語文法を一通り勉強できる参考書

ロシア語に少し慣れ、読み方が書かれていなくてもある程度ロシア語を読むことができる方におススメする参考書です。
✔大学のロシア語Ⅰ
私がこの参考書をおススメする理由は3つ。
この参考書は全28課で構成されており、文法の解説が分かりやすい!
大事な箇所は赤い文字だったり、ちょっとした工夫がされているのがいいですね。
そして、いたるところに練習問題があるのもポイントです。自分が本当に理解しているのかを確認することができます。
この一冊をやり遂げるだけで本当に相当な実力がつくと思います。
そして、この参考書にもCDが付いているので、難点である発音を聞きながら学習することができます。
私も現在ロシアで暮らしながら、「なんだったっけ…」と思うことがあれば、この参考書を時々見返しています。
私がこの参考書を買う時、3,500円台と、少し高く感じましたが、実際に今も文法を見直すのに使ったり、この参考書一冊で学べることがかなり多くあるので、買って全く後悔していません。かなりコスパがいいと思います。
私の相棒みたいなものです。
中級以上になっても使えると思うので、一冊持っておくと便利だと思います。
ロシア語を学ぶときに気を付けること

ロシア語を勉強する時、次の二つを意識しましょう。
その①:CDを聞きながら学習を進めること
何度も書いていますが、ロシア語は発音が難しいです。
「カタカナで書いてあるからいいや」とか思わずに、しっかりとCDを用いて学習を進めていくことが上達への近道です。
耳で聞くことによって頭に残りやすかったりもしますからね。
そのため、参考書を選ぶときには、CD付きのものを選ぶことをおすすめします。
その②:「かたまり」で覚えること
ロシア語は名詞、動詞、形容詞など、とにかく色んなものが変化します。
そのため、「かたまり」で繰り返し口ずさんだりするのがいいと思います。
具体的には、「私は本を読みます。」をロシア語で言い換えてみると、
「 Я читаю книгу.」となります。
книга の形が変化していますよね。このような名詞の変化は、使われている動詞によって変化の形が決まります。
そのため、簡単な文章を「かたまり」で覚えておくと、結構話せるようになったり、ロシア語を使いこなせるようになったりします。
実際に私も「かたまり」で覚え、形をちょっと変化させたりしています。そうするとすぐに言葉が出てきます。
今回は、私が実際に勉強した参考書を超厳選して紹介しました。
二冊とも、とても分かりやすく学ぶことができるものだと思います。
ロシア語の参考書に迷っている方は参考までに^^
✔記事で紹介したおすすめの参考書