
今回はウラジオストクで人気No. 1を誇る高級レストラン『ズーマ(Zuma)』の魅力について
解説していきます。
ズーマ専属マネージャー「ユリアさん」の説明のもと、ズーマの「おすすめグルメ」「インテリアへのこだわり」
「イベントの催し」など面白い話をたくさん掲載していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
今回の記事を読んでズーマを深く知ることで、通常の何倍にもズーマを楽しめるようになることでしょう。
<目次>
- 行き方・お店について
- 内装へのこだわり
- おすすめのグルメはこれだ!
- おしゃれなカクテルも大人気
- ZUMAOKEでカラオケパーティー!
- その他ZUMA主催のイベント
- 予約は必ずお忘れなく
- まとめ
1.行き方・お店について
ズーマは市内の中心部に位置していて、市内にあるほとんどのホテルから徒歩で行くことができます。
ウラジオストクで圧倒的人気ナンバーワンを誇るレストランで、現地グルメ番組でも「グルメ・インテリア・接客」
どれをとっても満点と評価されています。
ウラジオストクでグルメ旅なら、ここは必ず外せません。
アクセス方法については、ヤンデックスマップを利用していくことがおすすめです。
このアプリさえあれば、市内どこへでも快適に行くことができます。
※アプリインストールから使い方まではこちらをご覧ください。
2.内装へのこだわり
・1階

ズーマのインテリアはウラジオストク市内随一でこだわりが深いのも特徴的です。
店内にはたくさんのコンセプトごとに分かれた空間があり、一つ一つに意味があります。
まずは1階から順に簡単にご紹介していきます。
上画像はズーマ入ってすぐに見えるカウンター横のフロアになります。
ちなみに著者の初ズーマはここで食事しました。
奥にあるランプの魔人風なインテリアが特徴的です。

一回のオープンキッチンにあるカウンター席です。
こちらでは、目の前でズーマ自慢の料理が調理される様子を楽しみながら食事ができます。
ズーマによく来る通に人気な席です。
ちなみにカウンター席は花崗岩でできたテーブルで、重すぎてズーマ創業の際にクレーンで運んで設置したのだとか。
オークションで高値で競り落としたものらしいです。

こちらは一階にあるズーマのバーカウンターになります。
ここではプロのソムリエがおすすめのワインを提供したり、おしゃれなカクテルを作ってくれます。
ズーマはレストランですが、バーとしての楽しみ方ができるのも魅力の一つです。

ズーマ店内で最も多く席のあるフロアになります。
大勢で訪れた場合、ここに通されることが多いです。
Youtube企画で訪れた「ピエール瀧」さんもここのフロアで食事されました。
動画で見るとズーマの中をもっとイメージしやすくなるかもしれませんね!
・2階

生命の誕生をイメージした空間ということで、卵の殻から植物が誕生したインテリアになっています。
こちらにあるテーブルやソファーも一つ一つ、ロシアのオークションで
高値で競り落としたものになります。

ランチタイムに人気な陽の入る、いわばテラス席に当たります。
コロナ真っ盛りの時は、客が激減し一時は閉鎖されていた場所ですが、
今ではまた開放され多くの人で賑わうようになりました。

2階にあるズーマ二つ目のバーカウンターになります。
1階の方が人気な感じはしますが、こちらも多くの人が利用します。
1・2階は吹き抜けになっているので、2階の魅力はズーマ全体を見渡せることもあると思います。

2階奥に進むと、何やら怪しげな色合いで「ZUMAOKE」と書かれています。
こちらはズーマ主催のカラオケになります。
ここでは、午前中は「ズーマキッズ」と言ってズーマ主催のお料理教室が開かれたりもします。
ズーマでのイベントごとの多くはここで行われています。
3.おすすめのグルメはこれだ!

ズーマでおすすめしたいのは、なんといっても「タラバガニ」です。
2種類のドレッシングと合わせてレモン、テーブルには刺身醤油が置いてあります。
個人的にはレモンと刺身醤油が美味しかったかな、と思います。
蟹は一キロ単位の料金がメニュー表には記載してあるため、行ったタイミングで水槽にいるカニの重量によって料金は異なってきます。
ちなみに著者が行った時は、3.4kgで6800P(¥10,200)でした。
人によっては少し高いと感じるかもしれませんが、日本で食べることを思うととても安いですよね!
参考までに蟹の値段を以下に掲載しておきますね。(2021.09.01現在)
・毛ガニ 1,500P/kg(¥2,250)
・ズワイガニ 1,500P/kg(¥2,250)
・タラバガニ 2,000P/kg(¥3,000)

蟹を食べる際、便利なものも一式揃っていたので食べるのに苦労しませんでした。
蟹バサミのようなものもあるので、とても快適に食事を楽しめます。
ちなみに画像に載っている黒いテープで止めてあるのは黒のゴム手袋です。

金粉のまぶしてあるマグロ・サーモン・イクラの贅沢寿司ロールです。
こちらも大変人気なメニューで、ズーマではこの他にもたくさんのお寿司を楽しむことができます。
わさびにZUMAと書かれてあるのも可愛らしいですね!
料金:1350P(¥2,025)

海鮮グルメでは右に出るレストランはないと言われるほど、いろいろな海鮮料理が食べられるのが魅力的です。
ウラジオストクでは、年に一度「スカルプフェスタ」と言われる期間限定でホタテを安く食べられる時期があります。
この時期を狙ってウラジオストクへ観光に来る観光客も多いです!
フェス期間;一枚当たり:200P(¥300)

ホタテを使った創作料理です。
上記の「スカルプフェスタ」ではホタテの創作料理が約30店舗のレストランで提供されるようになります。
「ホタテの食べ歩き」なんてしてみるのも贅沢な楽しみ方で夢が膨らみますよね・・!
フェス以外の期間もズーマをはじめ、市内多くのレストランで創作料理が提供されます。

こちらはウニとホタテを使った創作料理です。
ウニの上にはキャビアがまぶしてあり、味付けもホタテの添え方も初めて見る感じで
とても感動したのを覚えています。

海老シュウマイとはまさにこれのこと!
レストランは海鮮とアジアのフュージョンを意識したものが多く、
こちらは「エビ」と「小籠包」のフュージョングルメになります。

少しスパイスの効いたエビとホタテの創作料理です。
ズーマのシェフにおすすめされた料理で、エビやホタテが好きな方はぜひトライしてみてください。
味わいとしては、エビチリソースに似ています。

ロシアの伝統的なスープ料理「ウハー(Уха)」になります。
スープには鮭をはじめとした様々な魚をチャンポンした
非常に健康的なスープとして親しまれています。

ズーマ自家製ソースをかけた魚の唐揚げになります。
こちらも人気料理でシェフおすすめの一品です。

こちらはなまこ料理になります。
日本では年末年始におせちで食べることはあっても、なかなかレストランで食べる機会はないですよね。
ウラジオストクには「なまこ博物館」がある程、なまこがよく獲れます。
こちらも記念にぜひ食べてみてください。
4.おしゃれなカクテルも大人気

ズーマには変わったオリジナルカクテルがたくさんあります。
こちらは「六本木ヒルズ」という名前のカクテルで、550P(¥825)でした。
ズーマ自体はアジアンフュージョンレストランということで、
日本の有名な建物や土地名が料理の名前になっていたりします。

初めてズーマに行った時に注文したカクテルがこれでした。
550Р(¥825)で、こんなにおしゃれなカクテルが飲めるのかと注文したのが良い思い出です。
初のロシアで、当時アルコールはとにかく強いものしかないとビビってましたね・・
ラムネソーダのような味わいのカクテルで、度数は思ってたほど高くもありませんでした。

ウラジオストクでは、コーヒーもアルコールもストローで飲むのが流行りです。
これは容器の形も変わっていて、初めはどうやって飲むのかと思っていましたが、案の定ストローがついてきました。
キウイをベースとしたテキーラ入りのカクテルですが、度数はあまり強くなく
ジュース感覚で飲めるのでおすすめです。
5.ZUMAOKEでカラオケパーティー!

ズーマでは週末になると現地の有名アーティストが招かれ、ここで演奏が行われます。
また、一般のお客さんも参加してステージ上で歌うこともできるようです。
ワイン会や新作の披露宴などが行われる場所もあります。
6.その他ZUMA主催イベント

ズーマは市内で行われる多くの海鮮料理イベントを主催しています。
年に数回「ホタテフェス」(正式名称「スカルプフェスタ」)のようなイベントが行われますが、
このイベントには市内の人気店30店舗が参加します。
こちらもズーマが主催しています。
ズーマは市内レストランのリーダー的存在でもあるわけです。
ちなみにフェスは他に「カニフェス」「牡蠣フェス」などがあります。
7.予約はお忘れなく
ズーマは3週間先まで予約が埋まっていると言われるほどの人気店です。
確実に行きたい場合は、必ず予約は忘れずに行う必要があります。
ズーマへの予約は電話での予約が一般的ですが、ロシア語・英語が難しい場合やSIMカードを持っていない場合、
インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)もしくはメールで予約について英語で書けば大丈夫です。
ズーマのインスタグラムはこちら
8.まとめ

以上、今回はズーマのマネージャーであるユリアさんにレストラン内をツアーして頂きました。
普通では知り得ないようなズーマのこだわりやイベントについて多くのことを知ることができ、
またこれを多くの方にお伝えしなければと強く感じる体験になりました。
ぜひ今回シェアさせていただいたことをもとに、
皆様のウラジオストク観光がより素晴らしいものになることを願っております。
※最後に
はじめてのロシア観光・留学に不安がある方向けに記事を書きましたのでよければ合わせてご覧ください。